TKGは新しいステージへ。。。。 ?
ブリストルブラスター。
ハンディ動力工具でありながら、グリッド(サンド)ブラストと同程度の表面粗度が得られると売り出し中の作業工具です。
エアー式と電動式の2種類がありますが、使用目的から行くと電動の方に分があるように思います。エアー式にすると5馬力以上のコンプレッサーが必要になるため、取り回しに苦労しそうです。(あくまでもぶら下がって使うならですが。。。)
この工具の特徴は、先端についてる「バー」です。回転するブラシがこのバーに当たり、一度反力をためてから一気に部材に叩き付けることで深くまでチッピングするイメージです。
処理された表面を30倍ほどにして観察すると、ブラシ回転方向の線傷ではなく、ブラシ回転方向と直交する短い【えぐれ傷】のような面荒れになっています。
実際に使用してみると、思っていたような反動は全くなく、工具本体の重量も1.9Kgとさほど重いわけでもなく快適に使用できるという印象でした。
これでブラスト並みの表面処理が出来るのであれば、特殊高所技術でしか近接できないような部材でも、塗装の下時処理として1種ケレン相当の素地調整が可能になります。
ブラストとなるとかなり大がかりな養生が必要ですが、ブリストルブラスターでは、集塵機程度の使用で粉塵を回収することが可能です。
特殊高所技術+ブリストルブラスターで、新しいステージにたてるかもしれません。
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