現場検証による評価が公表
国土交通省と、経済産業省が実施している、ロボットを活用したインフラの維持管理について、現場検証による評価が公表されました。
その結果、橋梁維持管理ロボットについては、近接目視による調査レベルには至らないか、調査データが得られないという評価になりました。詳しくはこちら(pdf)
もちろん、技術の進歩と共に、いずれはロボットによる詳細な調査も実現することと思います。
橋梁をはじめ、インフラの維持管理に、人間が汗を流す必要がなくなる日も来るでしょう。
でも、そうなるのは、もう少し先かもしれませんね。
日本全国には、約70万の橋梁があると言われています。
このうち、建設後50年を超えた橋梁(2m以上)は18%、10年後には43%、20年後には、67%になるそうです。(2013年時点)
適切な維持管理の基礎は、精度の高い確実な点検です。
そのためにも、近接目視による点検が求められています。
特殊高所技術の活用によって、インフラの長寿命化のお役に立てるのは、うれしい限りです。