ジョブシャドウウイング2018
2018年9月、大学生協が実施される『ジョブシャドウイング』という体験学習で、4名の大学生を受け入れさせて頂きました。
午前中は特殊高所技術とインフラメンテナンスの現状についての説明と100m登はんの体験(体験は4~5m程度)、午後からは滋賀県大津市の現場まで向かい、実際の現場の見学を行いました。
座学時には弊社の企業理念である「人と人との繋がりを大切にし、ともに幸せになる未来を作る」についてもお話しをさせて頂き、みなさんそれぞれ思うことがあったようです。
また、今まで聞いたことがない弊社の技術に対して大変興味を持った様子で熱心にメモを取り、学生ならではの新鮮な目線で説明を聞かれていました。
ジョブシャドウウイングとは
大学新入生が、京都のまち全体をキャンパスにして多くの人と出会い、これまでなかった経験を積み、1年間を「成長の1年」とする新しい学びの講座です。 ここでは、京都ならではの「体験」を経て、実体験で得られる「コミュ力」や、将来を広げるための「自己理解力」について、大学を越えた仲間と一緒に学んでいきます。 1回生の早い段階から視野を広げて経験を積み上げていくことで、充実した大学生活と将来に向けてビジョンをひり開いていく力を身に付けることが狙いとされています。
100m登はん体験では、技術者と同じハーネスを着用し、ヘルメットもかぶり、手袋も忘れずフル装備で挑みます!
機材やロープの扱い方をしっかり学び、初めての登はんにも関わらず、ものの見事にコツをつかみ、スイスイと登はんしていく姿が見られました。
それをみていたベテラン技術者からは
という言葉がもれるほどでした。
学生同士がお互いにアドバイスをし合う姿も垣間見れ、とても楽しそうに笑顔があふれる体験の時間となりました。
午後からは見学のために大津市の現場へ。
実際に現場で活躍している技術者達を目の当たりにして、「すごーい」という声がもれてきました。
初めて見る特殊高所技術者はとてもインパクトがあるのでしょう。
それぞれのスマホで技術者の雄姿を撮影し、これからまとめるレポートで使用するようです。
そんな彼女たちの眼差しは真剣そのものでした。
現場見学の後は、解散! というわけでもないようで、これから大学へ一度戻り、本日の内容をレポートに収めるそうです。
【特殊高所技術】が彼女たちの目にどのように映ったのか、またインフラ維持管理についてどういった見解が生じたのか、この活動に関わった弊社が何かの役に立てることがあればとても嬉しく思います。
また、今回学生さん達に説明させて頂いた弊社の技術者は入社2年目の若手社員でした。
彼は自分の技術について、社外の方へ説明することが初めてであり、人に伝えることの難しさを学ぶことができました。
説明することにより、改めて特殊高所技術者として初心に戻り、技術の再確認ができたようです。
弊社の技術者にとってもこのような体験学習は良い経験となります。
みなさま、一日お疲れ様でした。
レポート
後日、彼女たちから当日のレポートが届きましたので、その一部を紹介させて頂きます。
今後自分が取り組んでいきたいこととして、私はジョブシャドウウイングを通してインフラの仕事に興味を持ちました。
自分は特にしたいことがないまま大学に入って大学でしたいことを見つけようと思っていたので、これからインフラに関する仕事を調べていって、自分も誰かのために、幸せになるために仕事を見つけたいです。
今回ジョブシャドウウイングをさせていただいてありがとうございました。
実際の見学では木が邪魔をして見れなかったですが、近くで見せて下さってうれしかったです。
和田社長のお話も非常に心に響きました。
株式会社特殊高所技術様を1日観察させていただいて一番驚いたことは、従業員の方皆さんが企業理念の"人と人との繋がりを大切にし、共に幸せになる未来を作る"を言う事ができることです。
私も、この理念について考えましたが、実行できているかというと、できていないと思いました。
私の未来はどのようにして進んでいくかわかりませんが、人と人との繋がりを大切にして、自分だけでなく、周りの人も幸せになれるよう行動したいと思いました。
先日は私を受け入れてくださり、誠にありがとうございました。
TKGの皆様が、仕事に誇りとやりがいを感じながら働いている姿はとても輝いてかっこよかったです。
私も将来、人との繋がりを大切にできる薬剤師になって、ともに幸せになる未来を作りたいです。
短い時間ではありましたが、とても実になる体験をさせていただき、本当にありがとうございました。