2018年12月6日・7日、京都営業所にて第3回目のインターンシップが開催されました。
参加者は大学4回生と、3回生の男女1名ずつとなりました。
今回参加されたきっかけは?
にじいろジーンをみて、【かっこいい仕事】だと思ったので参加しました。
大学の求人サイトで社名に惹かれたのがきっかけです。
人と違った仕事がしたいと思っていたので、仕事内容をしっかりみたく参加しました。
こんなお2人と弊社の技術者で始まったインターンシップ。
1日目 座学
座学では、業界、特殊高所技術の技術、事業内容、さらに2日目に実施される安全パトロールの内容、などについてパワーポイントを使用しながら技術者である坂井課長よりお話しさせて頂きました。
インターンシップ生は二人とも弊社のホームページをよく閲覧しての参加でしたが、やはり実際に聞く話によって不明点が鮮明になっていき、驚きの連続だったようです。
最初は「この技術は危険かも」と思っていた考えも「そこまで安全に考慮しているなら危険ではない」という考えに変化していったそうです。
午前中は2時間びっちりの座学ですが、和気あいあいと楽しくあっという間に過ぎていきました。
やってみよう100m登はん
午後からは毎度のことながら、実際の体験「100m登はん」へチャレンジ。
一度の説明だけでお二人とも一回目からすいすい登ることができ、こちらとしては素直にびっくり。
「面白い!!」という大きな声がもれるほど楽しく体験されました。
弊社の技術部長が命名した技の名前もふたつみっつご紹介しつつ、名前の由来に失笑の時間もありました。
え? どんな技術名かって!?
フレンチキスやショウリュウ拳・・・。
どんな技で、どんな由来があったのか興味のある方はぜひインターンシップにご参加下さい(笑)
1日目はこの体験と倉庫の機材について説明を聞き、終了しました。
2日目 安全パトロール
2日目は東大阪市の実際の現場へ行き、安全パトロールを行いました。
現場でのKY活動から参加し、技術者が機材について相互確認する様をしっかりとチェックしました。
インターンシップ生は技術者がまとった装備について全部で一体何キロあるのか、と疑問に思ったそうです。
これは私(ひとこと課一員)もいつもすごいな、と思っていることなので技術者に聞いてみました。
フル装備で何kgぐらいになりますか?
普段は10kgあるかないか。
大きなロープを背負った時は20kgになるときもあるよ。
力強い技術者達。頼もしいですね!
今回の現場は自然公園の中にある橋梁点検。
橋の赤色も山の中でひときわ映えていましたが、紅葉がなんとも素敵な時期であり、赤の橋梁、オレンジや黄色、緑の中の技術者がまたかっこよく映えていました。(すみません、これは弊社ひとこと課のひいき目です 😉 )
点検している技術者とインターンシップ生の距離が近く、指差呼称の声や技術者同士の掛け声等がすべて聞こえ、支点を作成する様子もしっかり確認でき、前日に座学で学んだ内容を目の当たりに見る事ができました。
チェックポイントでは写真を撮り、報告書作成に備えます。
1時間ほどの安全パトロールでしたが、たくさんの情報を仕入れて事務所へと戻りました。
報告書作成
事務所に戻ってからはパソコンを使用しての報告書作成です。
坂井課長のレクチャーのもと、自分で撮ってきた写真を見ながら、安全パトロールについて要点をまとめつつ報告書を仕上げます。
お2人とも1時間ほどで立派な報告書を作成することができました。
その後、現場風景を映した写真を見ながら、現場のエピソードや裏話を坂井課長から聞き、2人とも写真に食い入るように前のめりになっていました。
以上でインターンシップ2日間が終了しました。
「格好いいな、とは思うけれど、実際どんなことをしているのかわからない」
という、最初の思いが
- この業界について知れてよかった!
- このインターンシップに参加して自分の考え方が変わった!
という感想になり、二人はそれぞれ帰っていきました。
余談ですが、今回名古屋から参加された学生さんは、せっかく来た京都をインターンシップの合間にしっかり観光をして帰られました。
さずがフットワークが軽くて好奇心旺盛の学生さんだな、と感心しました。
2日間のインターンシップを終え、アンケートに残してくれた2人の感想を一部抜粋
- 全く知らない世界だったので、全てが新鮮でこの業界の事が少しでも知れてよかった。
- 実技の体験もできて本当に良かったです。欲を言えばもう一度登ってみたかったです。
- 100mもの橋をロープに身をまかせぶら下がっている姿は、「かっこいいけど危なくないか!?」というのが何も知らない時の正直な感想でしたが、実際にインターンシップに参加して安全がとても考慮されており考えが変りました。
- 実際に特殊高所技術で自分の力で上に登る体験は、忘れられない貴重な体験となりました。
この記事を書いた人
ひとこと課
人の事 を考える課という事で、特殊高所技術では、【人事課】を【ひとこと課】と呼んでいます。