6月12日に農林水産省東海農政局の新技術・新工法に登録しました。
【概要】
本技術は、重機や足場を用いることなく、ダム・橋梁・巨大構造物・法面・自然斜面等にロープと特殊高所機材でぶら下り上下左右に移動し、クラック調査、写真撮影、耐久性等に関する調査・点検・簡易補修等の施工を可能にする技術である。
高強度のロープや特殊機材を用いた作業員が近接するために、従来の枠組足場、吊足場、ゴンドラ足場、高所作業車、橋梁点検車を用いた作業に比べ、工期・コストを大幅に減らすことができる。また、作業中は、常にロープによって身体が確保されている為、墜落の危険性は極めて少なく、極めて安全である。その安全性は、従来技術(枠組み足場を使用した橋梁の変状調査)と比較しても向上しており、NETIS試行実証評価において、実証済みである。
(NETIS登録№.SK-080009-V)
【適用範囲】
橋梁、構造物(コンクリート・鋼製)、自然斜面の調査・点検および簡易補修に適用できます。特に、足場設置が困難な斜張橋や吊り橋の主塔・ケーブルのような超高所において、コア採取、非破壊検査、ハツリによる鉄筋径確認、シール材補修、セパコン撤去、鉄筋防錆処理、損傷箇所の断面修復、超音波板厚測定、RCレーダー探査等を行う事ができます。