こんにちは!またまた久々の更新となってしまいました山本です

特殊高所技術者の装い?さて、今回の衣装は防火服です。写真に写っている人物は京都営業所所長K氏です。

「こんな服が着られるチャンスなんて滅多に無いんだから着とかないかんやろ!」

と言いながらうれしそうに着用です。この衣装がなぜあるかと言いますと、今度某石油プラントにてこの服を着てぶら下がるお仕事があるからです。防火服・・・服は良くてもロープが・・・

そうですねぇ。通常使用しているハーネス・ロープは80℃位が限界でしょうか。その前に「人」が無理ですが・・・
今回はロープも特殊外皮とコアの間にケブラー繊維の層があるものを使用します。ロープだけの性能で言うと300℃まで耐えるという豪傑です。使用条件にもよるでしょうが、通常使用しているロープよりもはるかに耐熱性に優れていますね。このロープについての詳しい説明は【特殊高所技術の広場】で公開されると思うのでここでは割愛させていただきます( ̄ー ̄)
UGENさんお願いしますね

ただ、ロープアクセス導入を考えておられる消防士さんが事務所に来られていたので色々聞いてみると・・・

この服を着ているだけで自分の熱がこもって非常に暑いと・・・
この服を着て120mのタラップ(梯子)を上るのは・・・
消防士の初等科?の訓練でもやらないほど過酷だと思うけど・・・
自分たちがこの服を着る時は冷却材を仕込めるベストを下に着るから耐えられるけど・・・

と意味深な言葉を残して行かれました

さて、現場はどうなることでしょう。最近メタボな私にはちょうど良いサウナスーツに。。。