上の写真は、福岡北九州高速道路公社での橋梁点検の様子です。
公社では「コンパクトな組織を活かした合理的な維持管理を実現」するために、福北チャレンジとして11のチャレンジを掲げられています。その中で、通常の方法では近接することが困難な海上や河川上での点検について、有効な近接手法として特殊高所技術を活用されています。
資料中では「ロープアクセス点検」と表記されていますが、実際には複数のランヤード(安全帯)を掛け替えて移動しながらの点検になります。(もちろんロープアクセスも行いますよ)
特殊高所技術を活用した取り組みについては公社の運営会議資料P24や、公社概要書ふくきたネットワーク平成23年版P30の中で紹介されています。
点検のために仮設足場を設けると、多くの費用が掛りますし時間も掛かります。合理的な点検手法で、重要なインフラの維持管理に寄与出来るのはうれしいことです。