木橋点検マニュアル
近代木橋と言われる集成材を使用した木橋が、日本全国で2000橋程度あるそうです。(2012年2月現在 国交省調べ)
いつもコンクリートや鋼製の橋梁のお相手をさせていただいておりますが、木橋は今までノーマークでした。
コンクリートだと、メンテナンスフリーと言われて、維持管理の重要性が認識されていない時期がありましたが、木橋の場合は【腐朽】や【シロアリ】などによって劣化することが分かっていたために、点検・維持管理の重要性が認識されていたようです。
それにしても興味深いのは、目視点検の中で当然色や形状の変化を観察することに加えて、臭いを嗅ぐことも示唆されています。臭いを嗅ぐことによって、腐朽の可能性を知ることができるわけです。
シイタケの原木のような湿った臭気みたいな。。。でしょうか?
このマニュアル、非常に面白いです。